出口汪さんに続いて、同じ
東進ハイスクールの英語の講師である、
安河内哲也さんの書籍を買ってきた。
書いてある内容は、確かによく聞く話だが、
説得力がさすがに違う。
予備校講師という多忙な日々の中で、
勉強を続けている人だけあって、
その言葉一つ一つが、力強く説得力がある。
安河内先生自体が「できる人」なので、
この最終章にある
「向上心のある人との付き合いが、あなたを変える」ということばが、
そのまま、この本との出会いが自分を変えるといえるほど、
エネルギーを感じる本である。
予備校の講師は、おそらく現代で、一番の智者であろうと思う。
大学で、研究をしている人たちより、
予備校で、教えている人たちのほうが、
いろいろな意味で「教師」として上だ。
学ぶということが、どういうことであるのか。
それを身をもって、実践している。
それが、文章の間から、伝わってくる。
こういう本が、もっと読まれ、
そして、もっと書かれるとうれしいと思う。
自分は、高校のカリキュラムに、
こういう「人生の指南書」となる本を
学ぶカリキュラムがあっていいと思う。
自助論とか、そういう古典的自己啓発の書籍に関する知識や、
こういう「勉強法」に対する知識、
いわゆる、人生に対するプラグマティックな知識を
もっと生徒たちに教えていっていけば、
生徒たちのやる気もぜんぜん変わるだろう。
今度出版から、『
格差社会で日本は勝つ』という
鈴木真実哉さんの本がでるが、
格差社会とは、「努力の結果が公平に評価される社会」だと
考えれば、むしろ公平な世界である。
格差解消は、努力による自己研鑽によって行われるべきで、
社会主義的な方策を採ると、国が傾くことは、
イギリスが
サッチャーの時にとった方策に
お手本がある。
この本は、そのあたりの自助の精神が、
すべての原点であることを、
示した本でもあると思う。
伊雲
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